南流山駅より徒歩1分の耳鼻咽喉科
大谷耳鼻咽喉科医院
TEL 04-7140-7533
耳鼻咽喉科の病気について
耳鼻咽喉科で診る主な病気や症状をいくつかご紹介します。
耳の病気
滲出性(しんしゅつせい)中耳炎
音を伝える鼓膜の内側に液体がたまって鼓膜の振動が悪くなるため「耳が詰まる」「難聴」などの症状が起こります。鼓膜の内側は耳管と呼ばれる管によって鼻の奥とつながっており、換気が行われています。風邪などの炎症で耳管が狭くなるとうまく換気ができず、鼓膜がへこみ、奥に滲出液がたまるのです。痛みがないため、別名「静かなる中耳炎」とも言われています。
症状
■聞こえにくくなる(難聴)
■耳がつまった感じがする
■耳鳴りがする
急性中耳炎
風邪などによるウィルスや細菌が耳管(鼻と耳をつなぐ管)を通って耳に入り、中耳で炎症が起こる病気です。3歳以下の子供のうち70~80%が一度はかかるといわれます。風邪などの感染症のあとに発症し、耳痛・耳だれ・難聴・耳のつまり感などのほか、発熱や食欲不振などの全身症状もみられます。
症状
■風邪をひいたあとの耳の強い痛み
■耳から膿が出てくる
■聞こえにくくなる
突発性難聴
難聴には、「感音性難聴」、「伝音性難聴」、「混合性難聴」などいくつか種類があります。ある日突然、「聞こえなくなる」「耳がポーンとする」「耳鳴り」といった症状が現れ、めまいや吐き気を生じることもあります。耳垢もなく鼓膜も正常ですが、聴力の低下が見られます。
症状
■突然耳が聞こえなくなった/聞こえにくくなった
■耳鳴りやめまいもする
■年を取るにつれてだんだんと聞こえにくくなってきた
のどの病気
急性扁桃炎
のどの奥の両側にある、丸くゴロゴロしたものを「扁桃(へんとう)」といいます。風邪などによるウィルスや細菌が原因で扁桃に炎症が起こった状態を「扁桃炎」といいます。一時的に発症するものもあれば、慢性化して扁桃炎を繰り返すこともあります。いわゆる「のどのかぜ」が原因です。かぜを引き起こすウイルスや細菌が扁桃腺に感染し、炎症を起こします。通常、のどの痛みから始まり、悪化すると食べられない、唾液が飲み込めないなどのつらい症状が起こります。
咽頭炎(のど風邪)
「のど風邪」のことを咽頭炎といいます。
咽頭の粘膜に風邪のウイルスや細菌が付着して感染、炎症が起きた状態が咽頭炎です。特に上咽頭の炎症を上咽頭炎と呼びます。多くの場合が、のどの痛み、痰のからみを自覚します。さらに炎症が強くなると、のど粘膜が化膿し膿が付くようになり、発熱や頭痛、関節痛、身体のだるさなどの風邪の症状を自覚するようになります。また、耳のつまりを感じることもあります。
鼻の病気
アレルギー性鼻炎
わたしたちの身体には、外から異物が入るとそれを排除しようとする働きが備わっており、これを免疫反応といい、免疫反応が過剰に起こった状態をアレルギー反応といいます。アレルギー反応が鼻の中で起こると「アレルギー性鼻炎」として、くしゃみや鼻水などの症状を引き起こします。アレルギー反応の原因となる物質を「アレルゲン」といいます。アレルゲンの代表的なものには、ダニやホコリ、カビ、動物の毛などが挙げられます。花粉症はアレルギー性鼻炎の一種です。
副鼻腔炎(ちくのう症)
鼻の周囲や頬の奥にある骨で囲まれた空洞を「副鼻腔」といいますが、副鼻腔は鼻の穴とつながっているため、風邪をひいた後などにウィルスや細菌が入り込み、炎症を起こし、膿が溜まってしまいます。この状態が副鼻腔炎です。急性副鼻腔炎が治りきらず慢性化してしまった状態が「慢性副鼻腔炎」、つまり「ちくのう症」です。
その他、睡眠時無呼吸症候群、メニエール病、補聴器のご相談、風邪の症状など耳鼻咽喉科で診療いたします。